ロボットやコンピューターでは当たり前のことであるが、実は同じ考え方が労働力のような人的資本についてもあてはまるのである。何も知らない新規学卒者を雇い、長い時間をかけて教育・訓練をして行くやり方が企業の経営目的にとって、どれだけ本当に最適かを企業は真剣に考えなければならないところに来ている。技術革新はますます激しく市場の需要構造の変化も急である。また国際化が進み、国際的な情報の交流の中で新しい人材の能力が必要になり、またそれは急速に変わってゆく。
[参考]
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そうした状況の中で、これまでのように一〇年も一五年もかけて人を育てていたのでは間に合わないということがますますふえてきている。新しい財務、技術開発、国際戦略、国際人事管理など、短いリードタイムの中での即戦力化か要請される。そうしたニーズに応えるには、ストック型よりフロー型雇用が適している。それだけの能力のある人材の即戦力としてのサービスをフローとして買うのである。そうした人材を一定期間リースしてもよい。こうしたフローに対するニーズは、高度な特殊能力に限らない。仕事の繁閑に応じて、労働費用を弾力的に調節するにはパート、アルバイト、派遣労働などフロー型の雇用によって対応する方が適している。時間当りの単価は市場価格だから多少高いように見えても固定費も福利費もかからないから実際の時間当り費用ははるかに安くなる事が多い。